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ホシノウエデ

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また一枚の「レコード」が完成しました。

僕は脇役ですが、全曲にギターで参加し、僕なりの息吹を吹き込んた「レコード」。

笛の名手、岸本タローさんの、ソロ名義では二枚目になる「ホシノウエデ」というオリジナルアルバムです。


世界には人間の数だけ「音」があり、その土地の歴史、環境、文化によってスタイルが形成され、それが「民族音楽」として成立してきました。

イノチの鼓動がリズムなら、息吹やコトバ(メッセージ)がメロディ。ならばハーモニーは人々の調和。
「音」の探究の先には「人間」がいる。
そしてそんな価値観が、’BORDER’をこわすきっかけになる…
民族音楽はそんなことを教えてくれます。


岸本タローさんは、世界各地の「音」を採集し、研究し、そして自分の音として築きあげるアーティストです。

「どこの国でも人間のやること、考えることはだいたい同じなんですね…」
ライブでの定番コメントですが、ここに僕は同調できるので共演できるのかもしれません。


そんなタローさんが満を持して発表するアルバムは快作です。
全曲オリジナルですが、世界の様々な笛、奏法、リズム、アレンジを盛り込み、それでいて日本人離れしてない、地球人的なバランスのとれた作品だと思います。


正式な発売は2月27日ですが、一足先に届いたアルバムを聴きながら、つい、ぺらぺらと書き連ねてしまいました。



…もちろんエラソーなことを書いてますが、僕はまだまだそこまで深く捉らえきれていません。今後の課題です。
わかってはいるけど、ボーダーを越えられず、シガラミや枠の中でもがくことに、結局安住してしまう僕がいて。

「境界を越えてみたら」
「生きてる街だけが、’世界’じゃないよ」と「レコード」からのそんなメッセージが聞こえてきます。
by skoproject | 2006-01-27 04:33
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