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私的 live 3本 その2

08.9.7(日)
第五回竹登会
『歌舞伎と音楽の競演
   /岡崎泰正インコンサート
         孤空〜和魂洋彩』

大阪府立上方演芸資料館
ワッハホール
中央区難波千日前12ー7
YES・NAMBAビル内5F
Tel 06-6631-0084

○昼の部1300
 夜の部1700

○前売り \5,000
 当日  \6,000

○チケット問い合わせ
 関西・歌舞伎を愛する会 
  06-6942-6591(平日午前十一時〜午後五時)
  E-mail kankabu@joy.hi-ho.ne.jp

 坂東竹三郎・薪車後援会
 竹の子会事務局
  070-6503-2632
  E-mail takenokokai20068@dj.pdx.ne.jp

○出演

『涙の四ツ辻』(歌舞伎)

坂東薪車
坂東竹朗

藤間亮之助(友情出演)
桂九雀(特別出演)

坂東竹三郎(特別出演)


『岡崎泰正インコンサート 孤空〜和魂洋彩』(コンサート)

岡崎泰正/ギター、唄

田中良太/パーカッション
原巧一/ベース

きしもとタロー/笛

熊澤洋子/ヴァイオリン
かとうかなこ/アコーディオン

木場大輔/日本胡弓

☆ 父、坂東竹三郎一門の勉強会『竹登会』も数えて5度目となりました
  ぼくは、1、2、3回目の公演でギターで生で伴奏をしました
  歌舞伎の中に混ざりあう”異色”なギターの音色は、好評をいただきました

   そして今回は父の計らいもあり、裏ではなく表舞台で
  演奏する機会を得ました

  前半がコンサート、後半が歌舞伎という2本立ての構成で、
  劇中に生音での演出もあります
  (順序は逆ですが、宝塚の御芝居とレビューのようなスタイルです)

  『和の文化』『伝統芸能』の歌舞伎に対して、
  『和のこころ』『日本的なこころ』
  を音楽で表現できればと考えています

  また、いつもはぼくがサポートの立場で共演させていただいてる
  アーティストの方々に逆にサポートしていただきます

   かなり贅沢です

   乞うご期待

〜『孤空(こくう)』って!?

『孤』という文字は、
穏やかに自分の心と向き合う様を
現わしている気がして大好きな言葉です

一方『個人』の『個』は、
全体の中の、公ーおおやけーの一部としての印象を受けます
市場原理主義や過酷な競争社会の中で、
乗り遅れまいと、もがいている姿が目に浮かびます

ですから余計なお世話ですが
『個性』とかいうのも、公共の共通認識の範囲での
狭い判断基準な気がします

『孤/ひとり』にかえり、
本来あるべきカタチに整えて、
そこから社会を築いていけたらなあ
という願いを込めた『孤』です


『空』は’そら’ではなく『くう』です
仏教でゆうところの『くう』です
『曼陀羅』というカタチを生み出す元になった『思想』です

まだまだ多くを語れる自信はありませんが
『曼陀羅』という『絵画』はあがめるものではなく
『孤』が嵶(たお)やかに生きていくための
ツール、智慧またその意識の場だと考えています

たとえば
物事は突き詰めると
必ず相反する二つの結論に達し、
そこで問題が生じます

ぶつかりあうのではなく
『くう』の思想の元に、
同じ土俵(曼陀羅)に並べて
眺めるのですよ

上から、じ〜っと眺めるのですよ

そうすることで、また違う智慧がわいてくるものです


纏めてみますと
『空』という舞台で嵶(たお)やかに、奔放に活きる『孤』

で、『孤空』

そんな意識を込めて創ったコトバです
私的 live 3本 その2_f0040523_22192161.jpg
by skoproject | 2008-07-10 22:17
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